このホームページの探鳥地のコーナーでも紹介している雲出川河口・五主海岸の曽原大池(ボラ池)に、太陽光発電施設「フロート式ソーラーパネル」が設置され、水鳥たちはいなくなってしまいました。
野鳥の会三重としては、県へ要望書を提出するなどの活動を行っています。
三重県知事への申し入れ
2015年12月15日 午後 平井代表と近藤副代表が県庁へ出向き、北野信久 県農林水産部 みどり共生推進課長、新谷成美 野生生物班長と会い、 県知事宛の要望書を手渡した。
松阪市三雲町曽原新田の曽原大池でのソーラーパネル設置が貴重な鳥類の生息に決定的な影響を与えている現状を説明し、さらにその他でもソーラーパネルの設置がチュウヒなどの貴重な鳥類の生息に悪影響を与えていることを説明した。
今後このようなことが起こらないよう、県として条例などでパネル設置を規制してほしい旨を伝えた。また、条例などが整備できない段階でも様々な県の影響力を行使して、自然環境を破壊することが無いよう、指導してほしい旨を伝えた。
さらに、津市、松阪市の海岸部をラムサール条約に登録するよう、県としても動いて欲しい旨伝えた。
その後の記者発表はあいにくサミット関係の会合と同じ時間であり、記者の大半はそちらへ出席し、伊勢新聞のみの対応であった。中日新聞からはその後、電話取材を受けた。また夕刊三重からも電話取材があった。今後、記事になるであろう。
(平井正志)