概要
四日市市の最北部に位置し、いなべ市大安町に接している。野球場やテニスコートを備えた大型公園で二つの大きな池があり、野鳥観察には、この市場溜上池と下池周辺が適している。
水鳥の観察は、二つの池を隔てる堤防の上から。また、この堤防には笹を縫って細い道がついており、灌木が茂って小鳥類が多い。通り抜けた池の裏には耕作地(現在は芝生広場)があり、冬期を中心に多数の小鳥が見られる。
【お勧め季節など】
カモ類など冬鳥が越冬に来てからがよい。
【見られる鳥】
マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモなどカモ類。アメリカヒドリが見られることもあるので探すとよい。
そのほかシロハラ、ツグミ、ベニマシコ、ジョウビタキ、シメ、アオジ、ミヤマホオジロ、メジロ、ウグイス、カシラダカ、アリスイなど冬の小鳥類。池干しで泥地が現れるとコチドリ、イカルチドリなどが現れることもある。
所在地
四日市市西村町
【アクセス】
公共交通機関 ≫ 三岐鉄道北勢中央公園前駅から徒歩20分。
自家用車 ≫ 四日市市内からは365号線で 関ヶ原方面に向かい、新小牧橋を渡って左折。後は「北勢中央公園」の看板に従う。
【駐車場・施設など】
駐車場、トイレ共に完備
フィールドは地元の方々にとって大切な生活の場です。野鳥に対しての配慮はもちろんですが、狭い道に車を止めない、地元の方には挨拶をする、ゴミは捨てない(問題外)、樹木や草本を傷つけない、などのマナーを守って気持ちよく観察しましょう。また、観察や撮影のために野鳥に餌を与えたり、野鳥の声のCDなど音源を流して呼び寄せることは生態系の攪乱、繁殖の妨げとなりますので、慎みましょう。